コーギーのしっぽ、切らないか。その選択が、あなたの人生を変える

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コーギーしっぽ付きの魅力とは?断尾しないで飼うメリット

キミ、来週からリーダーね。

そう言われた時の衝撃を覚えている? 責任の重さに押しつぶされそうになったあの瞬間を。

今日は、そんな「選択」の物語を聞いて欲しい。

ただし主役は人間じゃない。

短い足。 大きな耳。愛くるしい表情。 そして、あの特徴的な……しっぽ。

「コーギーにしっぽなんてあったっけ?」

そう思いました? その「?」が、今日の物語の始まりだ。

その選択が、飼い主の人生を、そしてコーギーの人生を、がらりと変えてしまう。

今から語る物語は、あなたの常識を揺るがすかもしれない。でも、最後まで言ってほしい。

なぜって?

この物語を聞き終わった時、あなたは「選択」の意味を、骨の髄まで理解することになるから。

さあ、コーギーのしっぽを巡る、驚きの真実へ飛び込もう。

目次

コーギーのしっぽ、その知られざる物語

なぜコーギーのしっぽは切られるのか?

獣医さんの言葉が、頭の中でエコーのように響く。
「しっぽを切った方がいいですよ」

なんで? どうして?
私の頭の中は「?」だらけ。

獣医さんの説明はこう続いた。

「昔から、コーギーは牧羊犬として働いてきました。しっぽがあると、牛に踏まれたり噛まれたりする危険があるんです。だから、安全のために切るんですよ」

へぇ……。

でも待って。
うちのモモは、牧場で働くわけじゃない。
東京のど真ん中、コンクリートジャングルで暮らすペットだ。

「でも、伝統なんです」と獣医さん。

伝統……?
その言葉で、私の中で何かが引っかかった。

しっぽを切らないという選択

「切らなかったらどうなるんですか?」

獣医さんの表情が、少し曇った。

「まあ……特に問題はありません。ただ、純血種としては認められにくくなるかもしれません」

純血種?
でも、モモはペットとして家族の一員になるために来たんだ。
ショーに出るわけじゃない。

その瞬間、私は決心した。

「切りません」

獣医さんは少し驚いた顔をしたけど、
「わかりました。それもいい選択です」
と、にっこり笑ってくれた。

そう。
これが、私とモモの物語の始まりだった。

しっぽ付きコーギーの魅力とは?

表情豊かな「しっぽ言語」

モモを飼い始めて、気づいたことがある。
しっぽって、すごく雄弁なんだ。

嬉しい時? ブンブン振り回す。
怒ってる時? ピンと上を向く。
寂しい時? 足の間に挟む。

モモのしっぽは、モモの気持ちを100%翻訳してくれる素晴らしい通訳さ。

ある日、友達が遊びに来た時のこと。

「えっ!? コーギーってしっぽあるの!?」

友達の驚いた顔を見て、私はハッとした。
そうか、世間的には「コーギー=しっぽなし」が当たり前なんだ。

その瞬間、モモのしっぽがブンブン。
まるで「私はここにいるよ!」って主張してるみたい。

健康面でのメリット

実は、しっぽを切らないことには健康面でのメリットもあるんだ。

獣医さんが教えてくれたんだけど、しっぽには大切な役割があるんだって。

「しっぽは、単なる飾りじゃないんですよ」

獣医さんの口調が、急に先生っぽくなる。

「バランスを取るのを助けたり、他の犬とコミュニケーションを取る時に重要な役割を果たします。それに、肛門周辺の筋肉をサポートする働きもあるんです」

へぇ〜。
知らなかった。しっぽって、ただかわいいだけじゃないんだ。

モモの豊かなしっぽを見ながら、私は思った。
「切らなくて本当に良かった」

しっぽがあることで、モモはより自由に、より健康に、そしてより”コーギーらしく”生きられるんだ。

これって、私たち人間にも通じるものがあるよね。

しっぽ付きコーギーと暮らす日々

意外と大変!?しっぽのお手入れ

モモと暮らし始めて、気づいたことがある。
しっぽって、意外とメンテナンスが必要なんだ。

特にコーギーのしっぽときたら、もう大変。
フサフサで長くて、とにかく存在感がある。

ある日の出来事。
モモの散歩から帰ってきたら、しっぽが泥だらけに。

「えっ、どこで遊んできたの!?」

モモは得意げな顔。
でも、私は大パニック。

ブラッシングに始まり、シャンプー、ドライヤー。
まるでペットサロンさながらの大騒ぎ。

でもね、不思議なんだ。
こんなに大変なのに、なんだか楽しい。

モモのしっぽを丁寧にケアしながら、
「あぁ、こんな風に大切にされてるって、モモにも伝わるのかな」
なんて考えちゃう。

しっぽがもたらす予想外の出会い

ある日の公園。
いつものように散歩していたら、突然声をかけられた。

「すみません!そのコーギー、しっぽがありますよね?」

振り返ると、小さな女の子。
目をキラキラさせて、モモのしっぽを見つめている。

「うん、そうだよ。珍しいでしょ?」

「わぁ〜!初めて見た!触ってもいいですか?」

もちろんOKして、女の子はモモのしっぽを優しく撫でた。
モモも嬉しそうに、しっぽをブンブン。

その後、女の子のお母さんと話すことに。
なんと、コーギーを飼おうか迷っているんだとか。

「でも、しっぽのないコーギーしか見たことなくて。こんなにかわいいしっぽがあるなんて知りませんでした」

そう言って、お母さんも笑顔になる。

その日以来、公園で会うたびに挨拶を交わすようになった。
モモのしっぽが、思わぬ縁を結んでくれたんだ。

しっぽ一本で、世界が広がる。
そんな不思議な体験を、モモはくれるんだ。

しっぽ付きコーギーを迎えるには?

希少な存在、探し方のコツ

「しっぽ付きコーギーが欲しい!」

そう思っても、簡単には見つからないのが現実。
だって、ほとんどのブリーダーさんが断尾するのが「当たり前」だと思ってるんだもん。

私がモモを迎えた時の苦労話、聞く?

まず、ペットショップは諦めた。
だって、ほとんどが断尾済みなんだもん。

次に、ブリーダーさんを探し始めたんだ。
でも、電話をかけるたびに…

「しっぽ付き? うちにはいないねぇ」
「そんなの聞いたことないよ」
「純血種じゃなくていいの?」

もう、がっかりの連続。

でも、諦めなかった。
そしたら、50件目くらいで…

「しっぽ付きですか? はい、うちにいますよ」

思わず、電話越しでガッツポーズしちゃったよ。

しっぽ付きコーギーを選ぶ時の注意点

やっと見つけた、しっぽ付きコーギー。
でも、ここでも注意が必要なんだ。

ブリーダーさんの所に見に行った時のこと。
確かに、しっぽ付きのコーギーがいた。

でも、なんだか様子が…

「あれ? このコ、しっぽ短くない?」

ブリーダーさん、ちょっと困った顔して。
「あ、これは一部だけ切ってるんです。見た目は普通のコーギーに近いでしょ?」

えっ…。

そう、「部分断尾」っていうのもあるんだって。
完全な断尾じゃないけど、短くカットしちゃうの。

私は、丁重にお断りした。
だって、求めてたのは100%自然のしっぽだもん。

結局、モモに出会うまでに3ヶ月かかった。
大変だったけど、その甲斐あって最高の家族に出会えたんだ。

だから、みんなにも言いたい。
「しっぽ付きコーギーを迎えたいなら、根気強く探して。絶対にいるから」

しっぽ付きコーギー、その未来は?

変わりつつある世間の目

モモと暮らし始めて5年。
この間に、世の中の風向きが少し変わってきたのを感じる。

昔は公園で
「あれ?そのコーギー、しっぽあるの?珍しいね」
って言われてたのが

最近じゃ
「わぁ、しっぽがあるコーギーだ!かわいい〜!」
って反応が増えてきたの。

SNSの影響かな。
インスタグラムで「#しっぽ付きコーギー」って検索すると、
昔より断然投稿数が増えてる。

獣医さんも言ってた。
「最近は、しっぽを残すブリーダーさんが増えてきましたね」

なんだか嬉しい変化。
モモみたいな子が、もっと当たり前になるといいな。

選択の自由を、すべての犬たちに

でもね、私は決して「しっぽを切るのは絶対ダメ!」って言いたいわけじゃないの。

だって、環境によっては断尾が必要な場合もあるかもしれない。
本当に牧場で働くコーギーとかね。

大事なのは、「選択肢があること」なんだと思う。

人間だって十人十色。
同じように、犬だって個性がある。

その子に合った選択ができる。
そんな世の中になればいいな。

モモのフサフサしっぽを見ながら、私は思う。
「あなたらしく生きていいんだよ」って。

これって、私たち人間にも言えることかもしれない。

自分らしく生きる。
それを周りが認める。

そんな世界。
人間も犬も、みんなしっぽを振って暮らせる世界。

モモと過ごす日々が、そんな未来への小さな一歩になればいいな。

さあ、今日もモモと一緒に、しっぽを振って歩き出そう。

さいごに:しっぽが教えてくれたこと

さて、ここまでコーギーのしっぽについてあれこれお話ししてきたけど、どうだった?

「えっ、コーギーってしっぽあるの?」
って思ってた人も多かったんじゃないかな。

でも今や、あなたはコーギーのしっぽについての専門家。
友達に自慢できちゃうくらいの知識を身につけちゃったよね。

ここでもう一度、おさらいしておこっか。

  • コーギーのしっぽを切るのは、昔の牧羊犬としての名残
  • でも、ペットとして暮らすなら必ずしも必要じゃない
  • しっぽがあると、犬の感情表現が豊かになる
  • 健康面でもメリットがある
  • ただし、お手入れは少し大変
  • しっぽ付きコーギーを見つけるのは簡単じゃないけど、諦めなければきっと出会える

そして何より、モモとの日々で私が学んだこと。

それは、「自分らしさを大切にする」ことの素晴らしさ。

しっぽがあってもなくても、それがその子らしければいい。
ただ、その選択肢があることが大切なんだ。

これって、私たち人間にも通じるものがあるよね。

自分らしく生きる。
それを周りが認め合う。

そんな世界を作っていけたら、きっと素敵だと思うんだ。

さあ、あなたも「しっぽ付きコーギー」の魅力に気づいてくれたかな?
もし興味を持ったなら、ぜひ探してみて。
きっと、素敵な出会いが待っているはず。

そして、もしかしたらその出会いが、
あなたの人生を、がらりと変えてしまうかもしれない。

だって、私がそうだったように。

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この記事を書いた人

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